全国的に飲食店から発生する火災件数は増加傾向にあり、厨房からの出火が多くなっています。

 

出火原因の例として、以下が挙げられます。

 

1 調理中に火をかけたままその場を離れる。

2 排気ダクト内に溜まった油脂に火が着き出火する。

3 厨房設備(火を使用する器具)の周囲の可燃物に火が着き出火する。

4 厨房設備(火を使用する器具)の後ろ側の壁に不燃性のアルミ板等を貼っているが、長期の使用によりアルミ板等の裏側の木製の壁が燻焼し出火する。

 

出火原因の例から見えてくるものは、日常の点検や清掃で火災発生を防げるのではないか・・・。

 

 

日常の点検・清掃を怠らない

通常、厨房設備や排気ダクトは不燃材料で設計してあるため、適切に維持管理されていれば、延焼する可能性は軽減されます。しかし、維持管理の不徹底で油脂等が付着、堆積した場合、これらが延焼媒体となり火災の拡大が速くなります。

適切な維持管理、日常の点検・清掃は、火災発生やヒューマンエラーを防ぐ最大の防火管理です!

 

総務省消防庁・経済産業省リーフレット

総務省消防庁 火災予防広報映像

すべての飲食店に消火器設置が義務付けられます

 2019年10月1日からすべての飲食店に消火器設置が義務付けられます。