東部消防局管内において、今年に入り2件の着衣着火による火災が発生しています。
いずれも、調理中にガスコンロの火が衣類に着火したものです。
着衣着火とは
ガスコンロ、ロウソク、野焼きなどの火が着ている衣類に燃え移ることを【着衣着火】といいます。
普段の何気ない行動の中で発生する危険なものです。
火の取扱いには細心の注意を払ってください!!
着衣着火の原因
着衣着火の原因としては、下記のものが考えられます。
- 調理中のガスコンロの火
- ロウソク、線香
- 暖房器具
- 花火
- 野焼き など
着衣着火を防ぐには
火を取り扱う場合は、以下の点に注意してください。
- 袖や裾の広がった衣類の着用を控える、または、袖をまくるなどの燃え移りを防ぐ措置を取る。
- 燃え易い(燃え移り易い)衣類を着用しない。
- 防炎製品の衣類等を着用する。 など
防炎とは
防炎とは燃えにくいことを意味し、衣類の繊維などの燃え易いものに防炎性能を与え、小さな火源では容易に着火せず、着火しても燃え広がりにくい性能のことを防炎性能といいます。
関連ファイル
日本防炎協会ホームページ