更新日時 2023年10月30日
近年、リチウムイオン蓄電池等の充電式電池に起因する火災が増加傾向で、東部消防局管内でも充電式電池の火災が発生しています。ポイントを確認し、火災を予防しましょう!
主な火災の発生状況
• 非純正品バッテリーを充電中に出火
• 専用の充電器を使用しなかったため、過充電となり出火
• バッテリーが損傷して出火
• 社告・リコール品を使用していて出火
• ごみ収集車で収集中に一般ごみと一緒に捨てられたリチウムイオン電池が押しつぶされて出火 など
非純正バッテリーが抱えるリスク
設計不良で安全保護装置が作動しないものがある
電気用品安全法の技術基準を満たさないまま販売されているバッテリーもあります。この基準で求められている過充電保護装置などの安全装置が、異常発生時に働かないおそれがあります。また、悪質なバッテリーの中には、基準を満たしていないにもかかわらず、安全基準を満たしていることを示すPSEマークを表示していることがあるので注意が必要です。
品質管理が不十分なものがある
製造時の品質管理が不十分で、電池内部に異物が混入していたり、電気回路の部品に不良品が使われていたりすることがあります。そういったバッテリーは使用中や充電中に発火事故が発生するおそれがあります。
火災を防ぐために
• なるべくメーカー指定の充電器や純正品バッテリーを使用しましょう。
• 接続部が合致しても、充電電圧を確認せずに使用するのはやめましょう。
• 膨張、異音、異臭など異常が生じたものを使用するのはやめましょう。
• 充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどの異常があったときは使用をやめて、メーカーや販売店に相談しましょう。
• 廃棄のときは、市町の分別回収方法を確認しましょう!
その他
• 環境省リーフレット(pdf形式:3947KB) ※リチウムイオン電池の分別について