更新日時 2022年11月29日
令和4年8月10日、福岡県北九州市小倉北区の旦過地区において、床面積約3,300平方メートルを焼損する火災が発生しました。
火災が発生した場合に大規模な火災につながる危険性が高いことが予想される、建築物が密集する商店街の皆様に対して、下記のとおり消防訓練をおこないました。
日時
令和4年11月8日(火曜日)、9日(水曜日) 10時から1時間程度
場所
末広公園(8日)、きなんせ広場(9日)
訓練の様子

天ぷら油燃焼実験 防炎製品燃焼実験

消火器取扱い訓練 住宅用火災警報器の作動試験
天ぷら油火災について
天ぷら油の発火温度は、おおよそ360度です。
また、古い油であったり、油の量が少なければ、早い時間で発火温度に達します。
使用中は、その場を離れないようにしましょう。
※IHクッキングヒーターでも、鍋底が変形していたり、油の量が少ないときは、センサーが正確に温度を
読み取れず発火の恐れがあります。
天ぷら油火災の消火方法について
こんろの火を消す
油の温度が下がらないと、火を消すことはできません。
消火器やエアゾール消火スプレーで消火する
天ぷら油火災を消火するのに、最も安全です。
鍋の蓋や濡れたタオルやシーツ等で鍋を覆い、窒息消火する
鍋全体を覆う事ができるくらいの大きさが必要です。水滴が垂れない程度にタオル等をしぼってから
使用してください。何枚か重ねると窒息効果や冷却効果も高くなります。
水は厳禁!
高温の油に投入された水は一気に水蒸気となり、爆発的に拡散、周辺に高温の油をまき散らして大変危険です。

水を入れる前 水を入れたあと(1)

水を入れたあと(2) 水を入れたあと(3)
動画