更新日時 2024年7月26日

   夏の火災予防について

 夏休みを迎え、家族や友人と会う機会が増えて花火やお墓参りを行う時季となりましたが、ちょっとした不注意や油断から火災は発生してしまいます。夏に発生しやすい火災として、以下の点に注意しましょう。

花火による火災

 きれいで楽しい花火も正しい使用方法で行わないと、火災やケガにつながることがあります。

火災予防のポイント

 1 花火に書いてある遊び方をよく読んで必ず守りましょう。

 2 子どもだけで遊ぶのではなく、大人と一緒に遊びましょう。

 3 風の強いときは、花火遊びはやめましょう。

 4 花火を人や家に向けたり、レジャーシートや枯れ草など燃えやすいもののある場所で遊んだりしないよ

  うにしましょう。

 5 一度にたくさんの花火に火をつけないようにしましょう。

 6 水の入ったバケツなどを用意し、終わった花火は水に浸けるようにしましょう。 

          悪い例                                                             良い例

  • 子どもだけで遊んでいる                                       • 大人と一緒に遊んでいる

  • 燃えやすいものの近くで遊んでいる                              • 広い場所で遊んでいる

  • たくさんの花火に火をつけている                                 • ひとつずつ花火に火をつけている

  • 水の入ったバケツなどを用意していない                        • 水の入ったバケツを準備している

 

仏壇やお墓からの火災

 夏休み、特にお盆の期間中は、仏壇やお墓へお参りする機会が増えることから、線香・ろうそくなどの取扱いには注意が必要です。

仏壇の火の用心

 仏壇の線香やろうそくの火が供花や供物に燃え移ったり、線香が落下して火災の原因となる事があります。

火災予防のポイント

 1 ろうそくの火をつけたままその場を離れないようにしましょう。

 2 ろうそくや線香から供花や供物、座布団などを十分離すようにしましょう。

 3 盆提灯などで電気式のものは、配線などの点検をしましょう。

 

お墓の火の用心

 お墓掃除やお墓参りをするときも、出火防止に注意しなくてはなりません。東部消防局管内でも、毎年墓地の火災が発生しています。

 
火災予防のポイント

 1 お墓掃除で出た刈草やゴミなどは焼却せず、持ち帰るようにしましょう。 

 2 ろうそくや線香に火をつけたまま帰らないようにしましょう。

 3 ろうそくや線香から供花や供物などを十分離すようにしましょう。

    (蚊取り線香も同様です)

 4 風が強いときの火の取扱いは十分注意するようにしましょう。