制度の概要
この制度は、ホテル、旅館等を対象に利用者の安全確保をするため、防火・防災管理業務、消防用設備等の維持管理、重要な建築構造等の適法性などを消防機関が審査し、一定の基準(以下「表示基準」)に適合しているものについて、利用者等に情報提供するための表示(以下「表示マーク」)を行う制度です。
表示基準に適合していると認められたホテル、旅館等は表示マークを掲出することができます。
当本部では平成26年4月1日から運用を開始しています。
制度の対象となる建物
ホテル、旅館等(建物の一部にホテルや旅館がある建物)で下記に該当する建物が対象です。
(1) 防火管理者の選任義務(消防法第8条の適用)があるもの。
(2) 建物の地階を除く階数が3以上のもの。
※対象となるホテル、旅館等の関係者から申請があった場合に消防機関が審査を行います。
表示マークについて
表示マーク【銀】(有効期間1年)
表示基準に適合していると認められたホテル、旅館等に交付。
表示マーク【金】(有効期間3年)
継続して3年以上表示基準に適合していると認められたホテル、旅館等に交付。
継続して掲出を希望する場合、表示マークの有効期間中に改めて申請を行い、消防機関の審査を受ける必要があります。
表示マークはホテル、旅館等のホームページなどにも掲載することができます。
表示マーク交付(更新)申請書様式
表示マークの返還
表示マークを交付されたホテル、旅館等で、下記のいずれかに該当する場合、表示マークを消防機関に返還しなければなりません。
- 表示マークの有効期間が満了し、交付(更新)申請を行わない場合。
- 表示基準に適合しないことが明らかとなった場合。
- 火災が発生し、表示基準適合調査の結果、不適合であることが確認された場合。
- ホームページ等で表示マークの使用に際して、配布された表示マークの電子データを無断転用した場合。
関連ページ
関連ファイル