更新日時 2023年9月8日
家族で防災会議を開こう!
災害時の対応や連絡方法など「災害時のわが家のルール」について、1年に一度は家族で話し合い、確認しておくことが大切です。
家族防災会議で話し合っておくべきこと
‣ハサードマップや被害想定から、自分の住む地域の災害リスクを確認
‣家の危険箇所、安全箇所を確認
‣避難場所、避難経路の確認
‣防災用品・備蓄品と保管場所の確認
‣災害時の対応を確認(ガス栓、ブレーカーの措置など)
‣家族の連絡方法
防災用品・備蓄品を備えよう
様々な災害を想定すると、必要と思われるものが際限なく増えてしまいます。自分で何が必要かを考えて備えなければ、本当に役立つものは揃いません。そして、できる限り「ふだんから使えるもの」を揃えるか、「ふだんから使うように心がける」ことが大切です。
※あくまでも一例です。
家具類の転倒・落下防止をしよう
家具の転倒や物の落下で怪我をしたり、避難の障害となる可能性があります。また、重い家具が胸部などを圧迫すると、呼吸ができなくなり、窒息死するおそれもあります。命を守るだけでなく、怪我をしないためにも、しっかり転倒・落下防止対策をしましょう。
家族の連絡方法を確認しよう
災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言版などの安否確認ツール、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの活用をして、連絡がとれるようにしましょう。
地域の防災訓練に積極的に参加しよう
地域で開催される防災訓練に積極的に参加し、地域のつながりを広げて、地域の防災力向上に努めましょう。
地震が起きたとき
地震が起きたときに適切な行動が取れるように10のポイントを確認しましょう。
1 身の安全を確保する
何よりも大切なのは命です。地震が起きたら、まず第一に身の安全を確保しましょう。頭部を守り、家具等の転倒、落下物に注意してしましょう。
2 すばやく火を消す、火が出たら落ちついて消火する
身の安全を確保すると同時に、調理器具や暖房器具などの火を確実に消しましょう。万が一火が出たときは、あわてずに初期消火しましょう。
3 あわてて行動しない
屋内では転倒・落下した家具類やガラスの破片に注意し、屋外では瓦やガラスなどの落下物に注意し、落ち着いた行動を取りましょう。
4 出口、逃げ道を確保する
揺れがおさまったときに、避難できるよう出口を確保しましょう。
5 門や塀に近寄らない
屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などに近寄らないようにしましょう。
6 正しい情報を収集する
間違った情報に振り回されず、ラジオやテレビなどで正しい情報を収集するようにしましょう。
7 避難のときは、安全確認
避難するときには、ブレーカーをOFFにし、ガス栓を閉めて避難しましょう。
8 避難は徒歩で行い、荷物は最小限にする
避難するときは、なるべく徒歩で避難するようにしましょう。車での避難は渋滞を起こしたり、道路の損壊などが考えられますので危険です。また、非常持出袋など緊急時に備えておくことが大切です。
9 津波、山崩れ、崖崩れに注意する
海岸付近や山間部で地震を感じたら、落ち着いて早めの避難行動を取りましょう。
10 お互いが協力し合い、助け合う
お互いが声をかけあい、みんなで助け合うことが大切です。119番通報しても、消防車や救急車がすぐに来るとは限りません。応急手当の道具や知識を備えておきましょう。
鳥取県の地震
昭和18年に東部の吉岡・鹿野断層を震源とする鳥取地震(震度6)が発生し、大きな被害を受けました。また、夕食の準備中だったこともあって、多くの火災も発生しています。平成12年には鳥取県西部地震(震度6強)、平成28年には鳥取県中部地震(震度6弱)も発生しています。地震の被災地として、ふだんから備えておきましょう。(→とっとり災害記録伝承ポータル)
鳥取県立公文書館所蔵
とっとりデジタルコレクション