医療系の仕事の中に救急救命士という職業があることを知り、救急救命士を目指して専門学校に入学し、卒業後、地元の鳥取県東部消防に入りました。
鳥取県東部消防として初めての女性職員ということで、かなり不安はありました。
女性用の設備があるのだろうかとか、どこの所属に配置されるのだろうかとか。でも、唯一の女性消防職員ということで、色々な人にすぐに覚えて貰えたので良かったです。
消防職員は、夜が不規則になることが多いため、少しつらいです。 でも、体力面は、男性職員がフォローしてくれるので、きついと思ったことはありません。
現在は、情報指令課に所属しています。通信指令員として119番対応や、各署所への無線指令、電話対応を行っています。
119番通報の時、応急手当などの方法をお伝えすると、最初の緊迫した声が次第に落ち着いた声になり、「女性の声だから安心できました。」とお礼を言っていただくこともあります。
将来的には、現場で働きたいと思っています。
救急、救助などの現場で、直接人命救助に携わりたいです。