環境クリーンセンターの主な施設
資源回収施設
資源回収施設では、集められた資源ごみ、小型破砕ごみ、大型資源ごみから、人や機械により選別処理し、再資源化できる鉄、アルミ、ビン等を回収し再資源化しています。工場では、人の手で危険な物などを取り除き、破砕機、アルミ選別機、磁選機など多くの機械を使い、1日80tのごみを処理できます。
最終処分場
最終処分場は、資源回収施設から出される再資源化できないごみと、直接持ち込まれた土石類、リンピアいなば(可燃物焼却施設)で燃やした後の灰を埋め立てます。最終処分場は、汚れた水が地下にしみ込まないようにしゃ水シートを貼っていて、万一しゃ水シートが破損した場合でも自動的に検知できるシステムなどを採用した、安全性の高い施設です。
また、しゃ水シートとして、熱可塑性ポリウレタン(TPU)シートを採用しています。TPUシートは他のシートと比較して強靱・柔軟で信頼性の高いシートとしての評価を得ています。
浸出水処理施設
浸出水処理施設では、資源回収工場と最終処分場から出る汚れた水を集め、微生物によって浄化し、さらに活性炭やキレート剤による高度な処理を行っており、放流先の河川や海の汚染防止に万全の配慮をしています。
ペットボトルリサイクルセンター
ペットボトルリサイクルセンターは、集められたペットボトルを再資源化するための施設です。
ペットボトルリサイクルセンターでは、集められたペットボトルを袋から出し、人の手によりキャップやラベルをなどの不適物を取り除き、圧縮梱包機にて圧縮梱包し、再資源化工場へ搬出しています。